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2015年2月 5日 (木)

佐竹本三十六歌仙絵巻

2月5日(木) cloud sun

昨日4日は立春。

暦の上では春だが、今日はまさしく春のような陽気だった。

 

 昨日、秋田市中央高齢者大学の学習会で、秋田大学名誉教授 佐々木 久春氏から「流転の佐竹本三十六歌仙絵巻」という貴重な講話を聴くことができた。

 江戸時代の佐竹家にこんな素晴らしい絵巻があったとは驚きだ。佐竹家(佐竹義厚)が所有する前は、京の下鴨神社が所蔵していたものらしい。

 どんな経緯で佐竹家の所蔵にうつったかは不明だが、古き時代にこうした価値のある美術品を手に入れる佐竹家の見識の高さは驚きである。

 今残っていれば国宝クラスと思われるが、財政難で手放さざるを得なかったようであり、大正6年に35万3千円で実業家山本唯三郎の手に渡り、2年後の大正8年には絵巻を各歌人ごとに分割し、総額37万8千円でくじ引きで希望者に処分されたとのことである。

 当時の1万円が今1億と考えれば莫大な金額である。分割された1片で一番高額だったのが「斎宮女御」でその時の価格で4万円だったという。

 今に残っている「三十六歌仙絵巻」は、県立図書館に保存されている土屋本といわれる模写本と、処分を前提に田中親美が模写した田中本といわれるものだそうです

Dscf5330_640x427流転の佐竹本「三十六歌仙」について講話する佐々木 久春 秋田大学名誉教授


Dscf5334_640x427最高額4万円で分割売り払いされた「斎宮女御」

Dscf5336_640x427秋田にはゆかりの「小野小町」 


Dscf5335_640x427秋田にはゆかりの「小野小町」

Dscf5326_417x640田中親美模写の「佐竹本三十六歌仙絵巻」=複製本=

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