« 自然観察会 | トップページ | 庭の秋 »

2009年10月27日 (火)

旧「料亭金勇」

10月28日(火)cloud

昨日の自然観察会の一環として二ツ井町仁鮒で天然秋田杉の森を見学したが、今から71年前にこの近くから切り出した天然杉を贅沢に使って建築された能代市の旧「料亭金勇」を見学した。

「料亭金勇」は明治23年操業で現在の建物は昭和12年11月10日に完成し、71年歴史を刻んで昨年料亭としての営業を終わり能代市の所有に引き継がれ、市民に一般公開されている。

金勇の二代目金谷勇助が改築を思い立ち、当時の営林署の全面協力を得て最高の天然秋田杉を仁鮒の奧、金山沢から伐り出し約10㍍に玉切りし、山元で木挽きに掛け割った材を筏に組んで米代川を能代まで運んだと伝えられている。

Img_2285

国登録有形文化財の旧「料亭金勇」の外観。大きな屋根の両端に入母屋の屋根が重なり合う豪華な伝統工法の作り。

Img_2291

日本庭園も立派で見応えがある。

Img_2293 

110畳の二階大広間の見事な天井、3尺×6尺の天然杉杢目板を4畳半に組んだ格天井。

Img_2292

大広間の床柱は十和田湖周辺から探し出したイタヤカエデを丹念に磨き上げたものとのこと。

Img_2301

「金勇」の宝である一階中広間の天井、1本の天然秋田杉から採った長さ9㍍(5間)の中杢天井板5枚が使われている。設計変更して天井板に合わせこの部屋を作ったとのことである。ほかでは見ることが出来ない貴重な天然秋田杉の逸品を見ることが出来た。

|

« 自然観察会 | トップページ | 庭の秋 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/537995/46599903

この記事へのトラックバック一覧です: 旧「料亭金勇」:

« 自然観察会 | トップページ | 庭の秋 »